Year: 2021
Medium: mixed media on paper, framed
Dimensions: sheet: 31.8 x 39.4 cm (12 1/2 x 15 1/2 in.) frame: 48 x 63 x 3.3 cm (18 7/8 x 24 7/8 x 1 1/4 in.)
Acquired from PERROTIN, 2022
9体の「Yakalina」立像の設置図面、あるいはその祭儀的解釈を示唆するイラストレーションのように見える。上部中央には9体それぞれの「Yakalina」に対応する色彩と数字を配した九芒星が描かれている。右下には3 x 3の魔法陣がある。有名なデューラーの「メランコリア」にも加算パズルの魔法陣が描かれているが、古典においても数字の持つ合理性と謎は多くの芸術家に霊感を与えてきた。クレーも魔法陣や数字から構成する絵画を描いている。亀の甲羅も9つに割れているように見える。おそらく作家自身の解説は付されていないだろうが、数字と図形から易学的な解を導く数秘術を思わせる。