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山眠る鳥と夢遊
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Year: 2022
Medium: oil, wood
Dimensions: 154.5 x 34.6 x 48.2 cm
Acquired from Isetan Shinjuku, 2022
絵画と彫刻を往還しながら独特の表現を切り拓いてきた山本桂輔。本作は木彫に油彩で着彩している。一見すると、コロンとした球が重なりトップには鳥の餌付け小屋が載る、キャンディのような色合いの牧歌的なモチーフだが、球に刻まれた「顔」は不気味で、かわいいだけではない不穏さを醸し出す。妖精にも多様性がある。ファウンド・オブジェクトや廃材も彫刻の素材として取り込み、人間、生物と自然、自分たちの生きる社会との関係を問い続けながら、中毒性のあるファンタジー世界を紡ぐ山本。タイトルも味わい深い。