DAN ISOMURA
磯村暖

bite / walk / compose 146
1992年東京都生まれ。2016年、東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。フォーク(民族的な)、ヴァナキュラー(土着的な)、などと形容されつつも、一方では明確にトランスナショナルな視点を意識して制作している。それが故に磯村の作品は難解である。性別や国境や人種などのさまざまな頸木を越えて、他者の問題を自らの問題として対象化して考察することで、磯村の作品は成立している。自己と他者のそれぞれのアクチュアリティが、社会的リアリティへと重なっていくのである。近年では、LGBTQやクィア、移民・難民問題や宗教観なども作品のテーマとして取り組んでいる。2019年、Asian Cultural Councilのフェローシップに選ばれニューヨークで一時活動。Forbs Japan「30 UNDER 30 JAPAN 2019」アート部門受賞、「アジア・アート・ビエンナーレ2021」(2020年、国立台湾美術館)、「都市は自然」(2021年、セゾン現代美術館、長野)など活躍が続く。