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SAM FRANCIS:Lyre Eight (Lembeck, L.S5)
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SAM FRANCIS
Lyre Eight (Lembeck, L.S5)
Year: 1972
Medium: screenprint in colors
Dimensions: 107.4 x 138.2 cm (42 1/4 x 54 3/8 in.)
Edition: No. 41 of 50
Acquired from Sotheby’s, 2022
抽象表現主義の流れを汲む重要作家として国際的に定評があり、日本にも大変馴染の深い作家である。本作はポロックを思わせるドリッピングや三原色を効果的に配したリズミカルな構図、禅や日本画の影響が公言されている余白などの要素が多分に見られる。一般に抽象表現主義の作家はオール・オヴァー、あるいはアメリカン・スケールなどと表現される大きく全体的な画面構成を旨とするが、フランシスの絵画は余白にかなりの比重が置かれていることが他と一線を画する点である。本作にみられるような、白地が有意に扱われることは西洋絵画の歴史上においては稀である。セザンヌは意図的な塗り残しが多く見られるが、それはフランシス余白の扱いとはまた異なる。セザンヌは塗らないことによって空白に何かを表現していたのであるが、フランシスはその空白が空白であることの意味を丁寧に拾い上げたのである。本作では、図と地(主題と背景)と言われるような絵画の大前提を捨てて、色彩と、色彩の置かれなかった白い空隙との関係性に目を向けなければならない。
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