NATSUKI TAKAYAMA
高山夏希

water mirror_18
1990年東京生まれ。2016年東京造形大学大学院造形研究科美術専攻領域修了。アニミズム的な感性を作品にしている。動物と人、世界との関係性を、現代的な社会構造からではなく原初的な視点へ立ち返って再考する。一見刺繍か織物ののような緻密な筆運びで描く。細部に生命が宿って画面全体がまるで蠕動するかのような作品は圧倒的で特に身体サイズを超えるような大きな作品では対峙するものを飲み込むように、絵画内の世界に誘導する。神山財団支援プログラム成果展大賞(2016年)、アートアワードトーキョー丸の内2016(後藤繁雄賞)、TURNER AMBASSADORS 2014、アートアワードトーキョー丸の内2014(アッシュペーフランス賞)。浅井裕介、松井えり菜、村山悟郎らとアーティストコレクティブ「パルナソスの池」を結成、浅井とはアーティストユニット「howra」としても活動。東京造形大学非常勤講師を務める。