KEISUKE KATSUKI
香月恵介
1991年福岡県生まれ。2016年東京造形大学大学院造形研究科美術専攻領域修了。「Pixel Painting」という独自の技法が香月の作品を特徴づけている。その関連作としてさまざまな展開が存在する。ディスプレイが発光する仕組みを絵具で再現する「Pixel Painting」はRGB三原色を点描のように配して画面構成している。理論上は色が並ぶことで相互作用的に全ての色調が再現できるのである。一方で対応する概念として「Gray」シリーズがあり、こちらではCMY三原色を混色していく。色彩そのものを描写する作家である。群馬青年ビエンナーレ2021優秀賞受賞(群馬県立近代美術館)、第32回ホルベイン・スカラシップ奨学生(2017年)、リキテックスアートプライズ2014グランプリ受賞。