1980年、ローザンヌ(SW)生まれ。2004年ローザンヌ州立美術学校を卒業、2009年グラスゴー芸術大学を修了。現在はニューヨークを拠点に活動する。制作の領域は広く、壁画、彫刻、絵画、パフォーマンスなどを手掛け、展示のキュレーションも行う。特に、ソフトパステルで描かれる幻想的な人物や風景の絵画で広く知られる。ルネサンス期の絵画や19世紀ロマン主義など過去の美術史上の表現を参照しながらも、絵画そのもののあり方を問うようなアプローチの作品を発表し続けている。主な個展に、2023年フリーダー・ブルダ美術館(バーデン=バーデン)、2022年モントリオール美術館、2021-22ハーシュホーン博物館(ワシントンDC)、2021年マルセルデュシャン美術館(キュリー, スイス)、2018年マグリット美術館(ブリュッセル)などがある。ハマー美術館(ロサンゼルス)、ハーシュホーン博物館、ロサンゼルス・カウンティ美術館、ルイ・ヴィトン財団(パリ)、M+美術館(香港)、ヒューストン美術館などが作品を収蔵している。