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Year: 2018
Medium: oil crayon, pastel on paper
Dimensions: 81 x 66.7 cm (31 7/8 x 26 1/4 in.)
Acquired from Sotheby’s, 2022
ススム・カミジョウの作品として最も知られているプードルのシリーズ。プードルの毛を細かな線で表していた初期から徐々にシルエットを大きく歪ませたり簡略化させたりして、現在では表情も擬人化して描いている。愛玩動物としてのプードルの歴史は長く、様々な被毛のトリミングが楽しまれ、体格も大小に品種改良されて広く愛されている。人間の伴侶としての犬の歴史を凝集したような犬種である。人間的な美意識を仮託された姿は、カミジョウの作品にも表れている。時として、人以上に人らしいプードルの姿は、私たちの鏡となってそこに表されているのかもしれない。
