RISAKU SUZUKI
鈴木理策

SAKURA, 21, 4-570
1963年和歌山県生まれ。1987年、東京綜合写真専門学校研究科を修了。2006年より現在まで東京藝術大学美術学部先端芸術学科准教授として教壇に立つ。「熊野」「桜」「White」(雪)などの長期にわたるライフワーク的シリーズがいくつかあり、第二の目であるカメラを通して「見ること」への意識を主題として作品を制作している。2000年に写真集『Piles of Time』で第25回木村伊兵衛写真賞、2006年に第22回東川賞国内作家賞を受賞。主な個展に、2015年から2016年にかけて丸亀市猪熊弦一郎現代美術館・東京オペラシティギャラリー・田辺市立美術館を巡回した「意識の流れ」、2016年熊野古道なかへち美術館での「水鏡」、 2007年の東京都写真美術館「熊野 雪 桜」などがある。国際写真センター(NY)、サンフランシスコ現代美術館、ヒューストン美術館、東京国立近代美術館、青森県立美術館、東京都写真美術館等に作品が収蔵されている。