NIR HOD
ニール・ホッド

The Life We Left Behind
1970年テルアビブ(IL)生まれ。1993年ベツァルエル美術デザイン学院(イェルサレム)を卒業、在学中にクーパー・ユニオン(NY)に留学。制作スタイルは映像から絵画、彫刻までと幅広く、それぞれの表現もコンセプトに応じて多彩なアプローチを見せる。特に絵画ではリアリズムからマテリアリスティックな抽象表現までを自在に操る。自身の活動を「美を通して真実を語る」ことであると述べているが、多くの哲学者や美術家たちが何世紀にも亘り議論を重ねてきた「美」の概念に対し、愚直に向き合うことは決して容易なことではない。ホッド作品がこれまで辿ってきた多様性を見れば理解されることだろう。母国イスラエル以外にも、欧米やアジアのギャラリー・美術館で精力的な発表を続けている。現在はニューヨークを拠点に活動。ホッドの作品は、各国の著名プライベートコレクションのみならず、テルアビブ美術館、イスラエル美術館、ユダヤ美術館(NY)などのパーマネントコレクションになっている。