BOSCO SODI
ボスコ・ソディ

untitled (Urushi Series)
1970年メキシコ・シティ(MX)生まれ。幼少期から絵画を学ぶ。化学、工学を修めた後、2001年~2002年の間はグリスアートスクール(バルセロナ)で写真を専攻した。激しい隆起とひび割れによる絵画や、煉瓦や陶土による大規模なインスタレーション作品などで知られる。ソディの作品では、絵具以外におが屑や土、岩など自然由来の素材が多く用いられる。アンフォルメルやカラー・フィールド、もの派といった先行世代によって素材と表現の調和がさまざまに試みられてきたが、ソディの作品はそれを精神的に引き継いでいる。2014年に郷里であるメキシコ・オアハカに安藤忠雄設計によるFundatión Casa Wabiを設立し、アーティストのためにスタジオ、レジデンス、展示の機会を創出するプログラムを展開しており、現在ではメキシコ・シティ、東京を加えた三都市にまたがって組織されている。世界各地での個展、グループ展、国際展等が多数ある。ウォーカー。アートセンター(US)、ヴィクトリア国立美術館(AU)、金沢21世紀美術館など多くの現代美術館や著名コレクションが作品を収蔵している。