GENTARO ISHIZUKA
石塚元太良
1977年東京都生まれ。10代から世界を旅し始め、ドキュメンタリーと写真表現を行き来する。ゴールドラッシュ時代の遺構、原油パイプライン、氷河など、特定の対象テーマを追うように世界中を移ろいながら写真を撮り続けている。近年では写真というものの解釈を拡げて、印画紙を彫刻的に表現したもの、印画紙を織物のように編み込んで見せる作品などの展開が見られる。2014年度東川写真新人作家賞を受賞、2016年Steidl Book Award Japanグランプリ受賞、2010年および2021年文化庁新進芸術家海外研修制度によりそれぞれNY(USA)、ケミヤルヴィ(フィンランド)へ派遣される。単著に『worldwidewarp』(2001年)、『PIPELINE ALASKA』(2007年)、『氷河日記 グレイシャーベイ』(2017年)など多数。