GENTA ISHIZUKA
石塚源太

Taxis Groove #3
1982年京都府生まれ。2006年、京都市立芸術大学工芸科漆工専攻を卒業し、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(ロンドン)へ交換留学を経験、2008年、京都市立芸術大学大学院工芸科漆工専攻を修了。漆を彫刻のメディウムとしている。特に「感触の表裏」シリーズでは、比較的自由な造形が可能である乾漆技法によって、のびやかな造形と艶やかな仕上げが抽象性の高い表現を実現している。石塚は漆が作り出す塗膜の美しさに着目し、それを「皮膜」と見做して制作コンセプトの基幹としている。彫でもなく、塑でもない、塗としての彫刻の新しいあり方を問う。2019年には、ファッションブランドのロエベによるロエベ・ファンデーション・クラフト・プライズ2019において大賞を受賞、国際的に広く作品を認知されるきっかけとなった。大英博物館、ミネアポリス美術館、ヴィクトリア&アルバート博物館(ロンドン)、京都市美術館などが作品を所蔵する。