KEITA MORIMOTO
森本啓太

Soliloquy
1990年、大阪府生まれ。16歳からカナダに移住、2012年同地のOCAD U(The Ontario College of Art and Design University)にて学位取得。
初期作品においてはレンブラントの光の表現から着想を得たポートレートなどを制作しており、現在においても都市や友人をモチーフとしながら光の表現を追求している。自動販売機、街の明かり、それらは人類の生活や文化の証であり現代的な光を象徴する。森本の作品はそうした現代社会に灯る光の中に浮かび上がる人間性を描写している。
2014年には旧カナダ現代美術館(現・トロント現代美術館)プロジェクトスペースでの個展、2015年フォート・ウェイン美術館(US)でのグループ展、2022年にはシアスター・ゲーツのプロジェクトによって朽ち果てた銀行がアートセンターとして蘇ったStony Island Arts Bankでのグループ展にも参加するなど、国際的な展示発表機会が目覚ましい。作品は、ハイ美術館(アトランタ)、サンドレット・レ・レバウデンゴ財団(トリノ)、Urban Nation Museum(ベルリン)など国際的なインスティテュートに所蔵されている。