MAIKO KOBAYASHI
コバヤシ麻衣子

Toyish Land
1977年神奈川県生まれ。1998年に武蔵野美術大学短期大学部デザイン科空間演出デザイン専攻を卒業後、英国国立ノーザンブリア大学大学院芸術社会科学研究科アートプラクティスコース修士課程を修了。2002年のデビュー以来「生き物」とコバヤシ自身が呼ぶ、擬人化された白い動物を描き続けている。コバヤシの作品では、白くのっぺりとした「生き物」の顔に、単純な目、鼻、口がぽつぽつと描かれているだけであるにも関わらず、喜怒哀楽の激しい感情を深層心理に訴えかけるような表情が豊かに描き出されている。「若葉集 -Young Artists from Japan-」(Blue Roof Museum, 四川成都・中国)、「VOCA展 2011」(上野の森美術館, 東京)などの展示のほか、北京、上海、ソウル、釜山、パリ、フロリダなど世界各地での展示機会が続くのと同時に国内外のマーケットからの評価が年々高まっている。大学院修了制作がノーザンブリア大学に買い上げとなり収蔵されている。